今回は髪を伸ばしたいと思っている方向けに、ショートからロングに伸ばすまでの期間や、伸ばしている最中の美容院でのオーダー方法を解説します。
「髪を伸ばしたいのに、なかなか思うような感じにならない!」「少しでもきれいに伸ばしたい」という方は、参考にしてくださいね!
ショートはどのくらいでロングになる?
当然ですが、髪の毛はすぐに伸びるわけではありません。
個人差もありますが、髪を伸ばしていく場合は以下の期間を目安にしましょう。
- ショートからロングにする場合:約2年~2年半
- ボブからロングにする場合:約1年半~2年
特に毛先を揃えながら伸ばしていく場合は、ショート~ロングで約2年半、ボブ~ロングで約2年ほどかかると考えてください。
髪が伸びる速度は、1か月で約1cmです。 そのため、時間をかけて根気よく伸ばしていく必要があります。
「なかなか髪が伸びない……」とお悩みの方もいるかと思いますが、そもそも髪が伸びるのには結構な時間がかかるんです。
伸ばしかけの状態でのオーダー方法
きれいに髪を伸ばすためには、美容院でのオーダー方法がとても大事です! 担当美容師さんに以下のことを伝えましょう。
- 髪を伸ばしていきたいということ(できれば希望の長さも)
- 髪を伸ばしてどのような髪型にしたいのか(参考写真があると良い)
- レイヤーはあまり入れない&あまり梳かないでほしいということ
- パーマや縮毛矯正をしないこと
- 毎回全体カラーはしない(根本のリタッチはOK)
髪を健康的な状態のままきれい伸ばすためには、パーマや縮毛矯正など、髪を傷ませる施術はしないようにしましょう。
またカラーをすること自体はOKですが、ブリーチが必要な明るい髪色は避けましょう。
明るい髪色は褪色が早いため頻繁に全体カラーをしないといけないですし、ブリーチは髪を傷めるからです。
また、伸ばすことを優先するなら、あまり梳いたりはしない方が良いでしょう。
その方が均一に伸ばしやすいですし、早く伸びてくれるからです。
そして「伸ばしている間、毛先がハネやすい中途半端な長さのときはどう対処すればよいの?」という疑問も、美容師さんに聞いておくと安心です。
中途半端な長さになると扱いにくくて、つい切ってしまいたくなりがち。
そういうときにどのようなヘアセットをしたら良いのかを、教えてもらっておきましょう。
扱いにくい長さのときの対処方法として、まとめ髪にしたり、ヘアアイロンでスタイリングするなどしましょう。
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美容院にはどのくらいの頻度で行くべき?
髪を伸ばす場合、そこまで頻繁に美容院でカットする必要はありません。
3か月から半年に1回くらいでOK。
ただ毛先が不揃いのまま伸ばしてもきれいなロングヘアにならないので、定期的に毛先を整える必要があります。
一度きれいに毛先を整えたら、後は半年ほど毛先は切らなくて大丈夫です。
髪は1か月に1cmしか伸びないので、毎月のように毛先を切ってしまうと、いつまでたってもロングヘアにならなくなってしまいます。
「全然髪が伸びない!」なら切れ毛を疑おう
髪の毛が伸びない!と感じる場合、その可能性のひとつとして「切れ毛」があります。
切れ毛とは、髪の毛がダメージを受けて中途で折れてしまう現象を指します。
髪の毛は頭皮から生えてきて、毛先へと伸びていきます。
つまり、髪が伸びていると感じるためには、頭皮から生えてきた髪の毛が健康であり、折れずに伸び続ける必要があります。
しかし、髪の毛が様々な理由でダメージを受けてしまうと、毛先が弱くなり、容易に折れてしまいます。これが切れ毛の状態です。
切れ毛が起きると、髪の毛が成長し続ける代わりに、毛先が繰り返し折れてしまい、髪の長さが伸びないように感じることがあります。
切れ毛を解決するためには、髪の毛へのダメージを最小限に抑えるためのケアが必要です。
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きれいなロングヘアにするためには自宅でもケアも大事
きれいなロングヘアを作るためには傷ませないことが重要です。
特にしっかり行っていただきたいのが、毎日のホームケアです。
- 自分に合ったシャンプー&トリートメントを使用する
- アウトバストリートメントなどで毛先中心に保湿する
- ドライヤーは熱くなりすぎないものを使う
- コテやヘアアイロンは低温で使用する
ヘアケアとスタイリングを同時に!綺麗なストレートをつくる
↑このように、2ステップアウトバストリートメントをつけてヘアセットするだけでも、パサつきが抑えられます。
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