ショートヘアさん必見!
美容師が、朝のヘアセットを簡単にできる3ステップを紹介します。
コツを抑えれば、時間をかけなくてもまとまりやすい髪型にスタイリングできます♪
- ヘアメイクアーティスト
- 江川 徹@tooru_f.hair_salon
- 縮毛矯正、髪質改善が得意な東京・錦糸町を中心に活躍するベテラン。
美容師が教える基本3ステップ!朝のヘアセットについて「ショート編」
寝癖のつきやすいショートヘア。
以下の方法で簡単で、朝も楽ちんにヘアセットできます。
- 根元から濡らす
- 立体感を出すように乾かす
- ヘアバームでスタイリング
さっそく明日の朝から実践できるように、わかりやすく解説していきます。
STEP1.髪を根元から濡らす
まずは根元から髪を濡らすことからはじめましょう。
髪を濡らすことは寝癖直しの基本です。
でも、どうして髪の毛を濡らすとよいのでしょうか?
髪は濡れているときに髪内部の結合が緩み、乾燥していると結び付くという性質を持っています。この髪の性質を利用することで髪を濡らして寝癖を直すのです。
前日に髪を洗っているなら、朝にシャンプーまでする必要はありません。大切なポイントは、地肌からしっかり濡らすこと。
寝癖によっては根本から髪が立ち上がったり、生えぐせがついていることもありますよね。そんなときは、毛先だけではなく、地肌から濡らすことで根本から寝癖を直すことができるのです。
時間がないときは、気になる部分の地肌&髪を濡らすだけでも大丈夫。
霧吹きで水を吹きかけても良いですし、洗面台orシャワーで濡らしてもOKですよ。
STEP2.立体感のある髪型作りに!髪の毛を乾かすコツ
ショートヘアは、トップや後頭部のふんわりとした立体感が大切。
朝のショートヘアのヘアセットで自然な立体感を作るには、まずトップの根元からドライヤーをあてて、髪の毛を立ち上げるように乾かしていきましょう。
もし、前髪を作っている場合には前髪の根本から乾かしてくださいね。
前髪は生えぐせが顕著に現れやすい箇所。
前髪以外の部分にドライヤーをかけている間に、変なクセや分け目がついたまま乾いてしまう恐れがあります。
次は後頭部の髪を軽く握るように持ち上げながら、ふんわり乾かしていきましょう。
髪の生えグセや割れ、つむじがある場合はクセとは反対方向に髪を引っ張りながらドライヤーをあてると綺麗な仕上がりになりますよ。
このとき、後頭部より少し離した位置から、ドライヤーの風を斜め下に向けて当てるのがポイント。
襟足が浮きやすい場合は手のひらで押さえつけるようにして乾かすと良いです。
最後に冷風で冷ますと、形が崩れず綺麗に仕上がります。
STEP3.ショートヘアのヘアセットはバームやワックスを
朝の忙しい時間にショートヘアのスタイリングをするなら、バームや柔らかいワックスがおすすめです。
髪を乾かしたらワックスを手に取り、少量を馴染ませてあげるだけで、自然なニュアンスショートヘアに仕上げることができます。
トップや後頭部など、ボリュームを出したい箇所は髪を握るようにワックスをつけてあげましょう。
襟足には程よい束感を作ってあげると、垢抜けショートヘアが簡単に完成します。
女性らしいふわっとナチュラルなヘアスタイル作りには、ヘアバームタイプのワックスがぴったり。
ヘアケアしながらスタイリングできるので、パサつき髪さん、うねり髪さんにもおすすめです。
美しい艶感をあたえつつ、束間を引き出すことができますよ。
ヘアケアもスタイリングもできるプリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
ショートヘアのスタイリングは「寝る前ケア」で時短できる
夜のヘアケアは、朝の時短を叶える近道ケアです。
夜髪を乾かす前にヘアオイルをひと塗りすれば、翌朝もうる艶感が持続。
朝起きた時に、寝癖やパサつきが気になるという人は、ぜひ使ってみてくださいね。
5,800円(税込)〜
【ショートヘア】朝のヘアセットのコツ、まとめ
ショートヘアを綺麗にスタイリングする方法をまとめます。
- 根元から濡らす
- ドライヤーは立体感を出すように乾かす
- ヘアバームでスタイリング
翌朝のために、夜ヘアオイルをつけて髪を乾かすのもおすすめ!
ぜひ試してみてくださいね!