お湯だけで髪を洗う湯シャン。
シャンプーを使うと頭皮に痒みが出てしまうので使えない、含まれている界面活性剤の洗浄力が強すぎて頭が乾燥してフケが出るなど、湯シャンを選ぶ理由は人それぞれ。
このページでは、そんな湯シャンを実際に試した美容師にお話を聞きました。
美容師が湯シャンを試してみた理由と結果
実際に湯シャンを半年間続けてみて分かったことについてまとめました。
春から秋にかけて行ったそうです。
湯シャンのきっかけ:シャンプーに敏感になったから
湯シャンを始めたのはシャンプーの洗浄力のもとである、界面活性剤に敏感になったからとのこと。
シャンプーには界面活性剤と呼ばれる、髪を洗浄するための成分が含まれています。
シャンプーに含まれる界面活性剤が合わないと、本来必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の潤いを維持できなくなるといわれています。
結果①:痒みが減った
湯シャンをすると、開始直後から痒みが気にならなくなったとのこと。
これが最大のメリットでしょう。
また、しっかりお湯だけで汚れを落とそうという気持ちが働くため、丁寧に洗う習慣が身についたそう。
結果②:夏場は頭皮がベタつく
とはいえ、やはりシャンプーなしでは頭皮がベタつくこともありました、とのこと。
涼しい日は良いのですが、暑い日はべたつきが強く感じられることがあるそう。
結果③:臭いはそんなに気にならない
意外にも、頭皮の臭いはそれほど気にならなかったそうです。
結果④:髪はパサつきやすい
湯シャン中はトリートメントもしなかったのですが、やはりお湯だけでは髪の毛固くなり、パサつきが目立つようになります。
指通りを気にする人は、この問題に直面するかもしれません。とのことです。
湯シャンだけだとパサつく理由とその解決方法について
- 毛髪診断士
- 遠藤 颯
- 毛髪診断士。Webメディアにおいて6年間記事監修を務める。
10点以上のヘアケア&美容アイテムのプロデュース経験も。
髪の毛は日頃 から以下のようなダメージにさらされています。
- 摩擦や
- ドライヤーやアイロンの熱
- 紫外線
そのダメージはトリートメントでしか補修できません。
湯シャンでは補修成分を塗布できないため、髪の毛がパサつきます。
湯シャンのパサつき対策には、ヘアオイルがおすすめ
頭皮にトリートメントをつけたくない。
そのような場合には「ヘアオイル」をつかうのがおすすめです。
頭皮から遠い中間〜毛先につければ、極力頭皮にトリートメントがつくのを防ぐことができます。
無香料、合成香料不使用のヘアオイル
5,800円(税込)〜
お風呂から出たらまずタオルドライ。
目の洗いクシで優しく整えます。
その後ヘアオイルを毛先からなじませて、ドライヤーでブローします。
湯シャンについて、まとめ
湯シャンはこんなひとにおすすめ
- 頭皮に痒みが出ている人
- フケが出やすい人
- ナチュラル志向の人
湯シャン実施中の髪のパサつき対策
- 毛先だけにヘアオイルをつけてから乾かす
ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事内の成分および製品に関する意見は個人の見解であり、効果を100%保証するものではありません。