パサつく髪にツヤとまとまりを与えてくれる、便利なヘアケアアイテム、ヘアオイル。
「乾いた髪」と「濡れた髪」、どちらに使った方がより効果的なのでしょうか。
この記事ではヘアオイルを「乾いた髪」と「濡れた髪」、それぞれに使うメリットについて解説します。
ヘアオイルの2つの役割について
ヘアオイルには2つの役割があります。
- 濡れた髪に使う場合:ヘアケアとして
- 乾いた髪に使う場合:スタイリング剤として
1つ目は傷んだ髪のヘアケアアイテムとしての役割です。
入浴後に髪からタオルで水気をとってヘアオイルを馴染ませます。
油分で髪をコーティングすることでベッドシーツや枕、髪同士がこすれてダメージを受けることから保護します。
髪に水分を閉じ込めるので、毛先までしっとりなめらかな状態に導いてくれます。
2つ目の役割はスタイリング剤として。
ヘアセットのときに髪に馴染ませることで、濡れ感を出しつつ、広がる髪もまとまりの良い状態にしてくれます。
このようにヘアケアアイテムとして使う場合は濡れた髪に、ヘアセットの場合は乾いた髪に使うのがベターです。
「濡れた髪」にヘアオイル|おすすめの髪質と使い方
「濡れた髪」と「乾いた髪」の正しい使い方を解説します。
「洗い流さないトリートメント」として濡れた髪に使うと良い
濡れた髪に使用するのがおすすめなのはこんな髪質の人。
- ダメージが気になる人
- うねりが気になる人
- エイジング毛が気になる人
髪の毛は芯の部分にメデュラ、そのメデュラを囲むようにタンパク質の繊維で出来たコルテックスがあり、一番外側をウロコ状の組織であるキューティクルが髪内部を守っています。
髪の毛の内部を守っているキューティクルには濡れると開きやすくなる特徴があります。
ヘアオイルを使うなら、キューティクルが開いて髪内部に浸透しやすくなる髪が濡れた状態の方が、より効果的にケアできます。
ダメージを補修したい人
傷んでいる髪は表面にあるキューティクルが開いたり剥がれ落ちたりしてしまい、水分やタンパク質が不足している状態です。
ヘアオイルを使うと、髪内部へ毛髪補修成分が浸透し、健やかな状態に導いてくれます。
ダメージが気になる人はぜひ濡れた髪に使ってみましょう。
うねりが気になる人
くせのある人は濡れた髪にヘアオイルを使うことで、水分バランスが整い、雨の日や湿気の多い日でもうねりにくい髪を作ることができます。
エイジング毛が気になる人
40代以降、髪質の変化を感じてきた場合は加齢による「エイジング毛」の可能性があります。
エイジング毛は髪の毛のタンパク質が不足しており、細かったり、うねりやすかったりします。
そこに、ハリとコシを与える成分が配合されたヘアオイルを使うことで、スタイリングしやすい髪になります。
髪にハリとコシを与える成分例:ケラチン
濡れた髪へのヘアオイルの使い方
入浴後には以下の手順でヘアオイルを髪に馴染ませましょう。
- タオルで優しく髪から水気を取る
- 髪の長さに合わせて適量のヘアオイルを手に取り、毛先から揉み込むように馴染ませていく
- ドライヤーで髪の根元ブローする
ヘアオイルは多くつけすぎてしまうと仕上がりが重くなりベタつきの原因になるので、少しずつ使うようにしましょう。
髪悩みがある方へ!おすすめのヘアオイル
5,800円(税込)〜
ダメージヘア、うねり髪、エイジング毛をケアできるサロンクオリティーのヘアオイル。
不足している髪の栄養素「ケラチン」「シルク」「コラーゲン」を配合した本格ヘアケアができるヘアオイル。
無香料なのでナイトケアにおすすめです。
「スタイリング剤」として乾いた髪に使う
スタイリング剤としてヘアオイルをおすすめするのはこんな方。
- ナチュラルな仕上がりにしたい
- 広がりを抑えたい
- 濡れ髪感を出したい
乾いた髪に馴染ませる!おすすめの使い方
スタイリング剤としてヘアオイルを利用するときの正しい使い方をご紹介します。
- 全体に使う量の半分のヘアオイルを髪全体に馴染ませて膨らみや広がりを抑える
- ドライヤーでブローしながら手ぐしでスタイリング
- 残り半分のヘアオイルを髪に馴染ませて量を調整する
スタイリング力が足りないところは自然な髪型作りにぴったりなヘアバームを試してみましょう。
ヘアバームはヘアオイルとワックスの中間のテクスチャーでベタつきがなく、天然植物由来成分であるホホバオイルやアルガンオイルを含むものが多いため、保湿効果も期待できます。
髪をカチカチに固めるスタイリングではなく、ナチュラルな髪の動きを活かしたヘアスタイル作りにぴったりです。
ヘアオイルとの相性の良いスタリイング剤です。
ぜひ一度、試してみてくださいね。
オイルのスタイリングにプラスしたい!おすすめのヘアバーム
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
スキンケアにも使えるほどの厳選された成分でできた、オイルを固めたようなヘアケアアイテム。
固形トリートメントというジャンルで、スタイリングとヘアケアが叶う優れモノです。
乾いた髪と濡れた髪、どちらにもヘアオイルはおすすめ
ヘアオイルは乾いた髪と濡れた髪、どちらに使った方が良いのかを解説しました。
ヘアケアのためにヘアオイルを使うなら、お風呂上りの洗い流さないトリートメントとして濡れた髪に使いましょう。
ヘアセットのベース作りにヘアオイルを使うなら乾いた髪に馴染ませます。
濡れた髪はキューティクルが開いているためヘアオイルの成分が髪内部に入りやすくなります。よってダメージケアには効果的です。
ヘアオイルはダメージを受けた髪を労わりつつ、ツヤとまとまりを与えてくれる便利でおすすめなヘアケアアイテムです。