リバースケアとは?適切な頻度やメリット&デメリットについて解説

リバースケアとは?適切な頻度やメリット&デメリットについて解説

美容師さんの動画やSNSでリバースケアが話題になっていますよね。

でもリバースケアってなんのこと?

リバースケアのメリット&デメリットって?

そんな疑問がある方必見!この記事では専門家たちがリバースケアについて解説します。


リバースケアとはトリートメントを先にするヘアケア方法

\ 教えてくれたのは /
    ヘアメイクアーティスト Shin
    • ヘアメイクアーティスト
    • Shin@shinqn
    • PEPPU TOKYOの創立メンバー。
      創造性豊かなカラーリング、デザインカットで一躍人気の美容師に。
定期的なリバースケアで潤い髪を手に入れよう
定期的なリバースケアで潤い髪を手に入れよう

普通はシャンプーをする→トリートメントをつける→洗い流さないトリートメントつけるといった順番が一般的ですよね。

それに対して、リバースケアはヘアオイル→トリートメント→シャンプーといった、全く逆の順番でヘアケアする方法です。

  1. 乾いた髪にヘアオイルを髪につける
  2. オイルの上からトリートメントをつける
  3. シャンプーする
  4. パサつきを感じるようであればトリートメントをする

ヘアオイルとトリートメントを馴染ませた後に、シャンプーで髪を洗うのです。

このリバースケア、いまSNSや動画で話題になっているのには理由があるんです。

そして髪にどのようなことが起こるのでしょうか?

また、どんなときにリバースケアはおすすめなのでしょうか?

リバースケアはこんな時におすすめ

いつものお風呂での髪を洗う流れとは違うリバースケアは、以下のようなときにおすすめのヘアケア方法です。

  • 髪のパサつきが気になるとき
  • 髪のダメージが気になるとき
  • ブリーチやダブルカラーの色落ちを防ぎたいとき
  • シャンプー2度洗いなしで、スタイリング剤を落としたいとき

ヘアオイルやトリートメントを髪にしっかり馴染ませることができるため、傷んで髪が乾燥したりパサついたりするときにリバースケアはぴったり。

また、美容室でブリーチ&ダブルカラーしたあとにも。

できれば髪色が鮮やかな状態をできるだけ長くキープしたいですよね。色もちをできるだけよくしたいというときにもリバースケアは効果的なのです。

じつはカラー剤はいつものシャンプー→トリートメントの順だと染色成分が流れ落ちやすくなります。これをリバースケアにすると、髪が油分でコーティングされるため染色成分が流れ落ちにくくなります。

そして、なかなか知られていないのですが、リバースケアはスタイリング剤も落としやすくなります。クレンジングオイルでメイクを落とすイメージです。

いつもならシャンプーだけだと髪にスタイリング剤が引っかかって二度洗いしていた人も、1回のシャンプーで洗い流せますよ。

リバースケア、おすすめの頻度は?

いいことだらけのリバースケア。

でも、どのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?

ヘアオイルやトリートメントを先に使うことで髪が重くなってしまうため、おすすめは週に1回くらいにしておくと良いでしょう。

もしヘアダメージが気になっているという人で、ヘアオイルを使わないのであれば、リバースケアを数日続けてみても良いでしょう。

おおよそ、どのくらいの頻度が自分に合うか分かってくるはず。

髪の傷みがひどく、パサつきが目立つ場合は一度リバースケアに切り替えて、髪の状態をチェックしてみてくださいね。


知っておきたい!リバースケアのメリット&デメリット

リバースケアのメリットとデメリットを知ろう
リバースケアのメリットとデメリットを知ろう

シャンプーとトリートメントの順番を前後することでどんなメリットがあるのでしょうか?

またリバースケアのデメリットはないのでしょうか?

リバースケアのメリット

リバースケアを取り入れることで得られるメリットは以下のとおり。

  • シャンプー中の髪同士の摩擦を軽減する
  • スタリイング剤が落ちやすくなる
  • ヘアカラーの色持ちが良くなる
  • 髪の指通りが良くなる

シャンプー前にヘアオイルやトリートメントを使っているため、シャンプーをしているときに髪同士がこすれても油分が摩擦を軽減してくれます。

これは濡れることで開きやすくなっている髪の表面「キューティクル」を保護する効果もあります。

キューティクルが整えば、髪の指通りが良くなるメリットも。

リバースケアのデメリット

良い点ばかり紹介してきたリバースケアですが、デメリットもあります。

  • お風呂前の工程に時間がかかる
  • ヘアオイルやトリートメントの消費が早い
  • 髪がやや重くなりがち
  • 猫っ毛さん、軟毛さんはぺたんこになる

お風呂に入る前の工程にかかる時間が長くなってしまうのがリバースケアの1つ目のデメリット。

さらにはヘアオイルやトリートメントの使用量が増えてしまう(=出費がかさむ)のもデメリットになります。

やっぱり乾いた髪&シャンプー前にクレンジング目的でオイルやトリートメントを使うと、それなりに量は消費してしまいますし、仕上げにもう一度使うと消費量は2倍になります。

また猫っ毛さんや軟毛タイプの髪質の人が、リバースケアをするとボリュームが出にくくなることもあります。

合わない場合は普通のシャンプー方法に切り替えましょう。


おうちで簡単!リバースケアの正しいやり方

\ 教えてくれたのは /
    ヘアメイクアーティスト Genki
    • ヘアメイクアーティスト
    • Genki@geeeeenkii
    • 渋谷CALAMARIの代表。
      ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。
正しいリバースケアの方法について
正しいリバースケアの方法について

リバースケアを取り入れようと思っている方へ。

正しいやり方をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ステップ1

リバースケアはまずブラッシングをするところからスタート。

予め髪についたホコリを落とすことでヘアオイルが馴染みやすくなります。

ステップ2

続いてヘアオイルを多めに手にとり、体温で温めながら髪に揉み込みながら馴染ませます。

髪全体に馴染ませたら10分~15分程度、そのままの状態にします。

傷んだ髪が乾燥してパサパサになりやすい場合は「乾いた」タオルで巻いておくと良いです。

ステップ3

時間が経過したら次はインバストリートメントを髪に馴染ませていきます。

トリートメントとヘアオイルが混ざることで乳化し、洗い流しやすくなります。

髪全体にしっかりと馴染ませるため、ブラシやコームを使うのもおすすめです。

ステップ4

次はややぬるめ、38℃くらいのお湯でヘアオイルとトリートメントを洗い流します。

ポイントは洗い流しすぎないこと。

トリートメントを少し感じる程度、毛先がまだぬるぬるしているくらいでちょうど良いです。

ステップ5

次はシャンプーです。

髪の量に合わせた適量のシャンプーを両手で広げながら、指の腹で優しく洗いましょう。

ゴシゴシと力を入れると髪がこすれて傷むので気を付けてくださいね。

洗い終えたら、今度は洗い残しがないようにしっかりとすすいでください。

ステップ6

髪のダメージが気になる、パサつきが気になる方はこの後も普通にトリートメントしてOK。

トリートメントをもう一度、髪に馴染ませましょう。

髪全体に広がるようにブラシを使うと効果がアップするのでおすすめです。

ステップ7

トリートメントが髪全体に行きわたったらホットタオルで髪を巻き、5分から10分、放置します。

時間が経過したらトリートメントを洗い流してインバストリートメントは完了となります。

ステップ8

次にお風呂から出たらまず、乾いたタオルで髪から水気を優しく拭き取り、ヘアオイルを手であたためながら髪に揉み込んでいきましょう。

コーム、またはブラシを使うとヘアオイルが髪全体に馴染むのでおすすめです。

ステップ9

最後に、ドライヤーで髪を乾かしましょう。

ドライヤーは髪から20cmほど離して、先端を振りながら温風を当てましょう。

髪がしっとりとまとまるくらいで止めるようにしてくださいね。

パサパサのオーバードライになってしまうとせっかくのリバースケアの効果も薄れてしまいます。

乾かし終わったら、冷風を上から下に髪に当てて、キューティクルを締めて完了となります。


リバースケアにおすすめのアイテム

\ 監修はこの人 /
    毛髪診断士 遠藤 颯
    • 毛髪診断士
    • 遠藤 颯
    • 毛髪診断士。Webメディアにおいて6年間記事監修を務める。
      10点以上のヘアケア&美容アイテムのプロデュース経験も。

リバースケアに使うヘアケアアイテムは、できることならサロンクオリティのものがおすすめ。

バスタイムを特別な時間にしてくれるとびっきりのアイテムをご紹介します。

無香料のヘアオイル

リバースケアでは最初に使うヘアケアアイテム、ヘアオイル。

ヘアオイルはその後に使うトリートメントやシャンプーの香りとぶつからないよう、無香料タイプのヘアオイルがおすすめです。

3つの毛髪補修成分配合で艶髪に!無香料で使いやすい無添加ヘアオイル

プリュムヘアオイル
補修して芯から潤す。べたつかないプリュムヘアオイル
うねり、パサつき髪になじませてブローするだけ。かんたん&時短ケア 雨の日もうるさら髪続く
やさしい3つのポイント1 地肌と髪に心地よいこだわりの無添加処方
やさしい3つのポイント2 天然植物由来の保湿成分を使用
やさしい3つのポイント3 シーンを選ばない無香料
プリュムヘアオイルの使い方
プリュムヘアオイル 120mL

5,800円(税込)

無添加:合成香料、合成着色料、パラベンフリー

毛髪補修効果のあるトリートメント

リバースケアにはリンスやコンディショナーよりもトリートメントを使うと良いでしょう。

  • リンスやコンディショナー:髪の表面を保護するのが目的
  • トリートメント:髪の内部から補修&保湿するのが目的

とくに、リバースケアに使うトリートメントには傷んだ髪を内部から補修する成分が含まれたものがおすすめ。

髪を構成するタンパク質であるケラチンや、髪を補修するヘマチンが配合されていればダメージを受けた髪を健やかな状態に導いてくれます。

ヘアケアできるシャンプー

洗浄力の強いシャンプーを使うと、髪や頭皮のうるおいを維持するために必要な皮脂まで洗い流してしまうことも。

ぱさつきがちなダメージ毛さんには「うるおうシャンプー」がおすすめ。

マイルドな洗浄力を持つアミノ酸系、ベタイン系シャンプーで髪を優しく洗いながら、適度な皮脂を残してしっとりと仕上げましょう。

毛髪補修成分配合の無添加シャンプー&トリートメント

プリュムシャンプー&トリートメント【本体】
「頑固なくせ毛」「ケラチンシャンプーだけでは物足りない」そのような方のためのシャンプーです。
健康な髪 内部のコルテックスの密度が高く、表面のキューティクルも整っている。 芯がしっかりしていて、指どおりも良いため、まとまりやすい
ポイントは、ケラチンとヘマチンの組み合わせ
髪と頭皮をつつみこむ 摩擦レスなもっちり泡 素肌とおなじ弱酸性で優しい洗いごこち
加水分解ケラチン ナノレベルで浸透 ヘマチン 擬似キューティクルを形成 W処方が髪悩みにアプローチ 空洞を埋めて、表面を整える
アミノ酸系&ベタイン系 マイルドな洗い心地
オーガニック認証原料 アルガンオイル使用
天然オレンジとゼラニウム精油の香り
内側から補修し、表面を整える。うるおいとツヤのある髪に。
プリュムシャンプー&トリートメント
定期購入(初回限定)

4,900円 (税込)

通常購入(送料無料)

11,000円 (税込)

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通常購入(送料無料)

8,980円 (税込)

無添加:合成香料、合着色料不使用


リバースケアとは?適切な頻度やメリット&デメリットまとめ

リバースケアとは、洗い流さないトリートメント→インバストリートメント→シャンプーの順で行うヘアケア方法。

普段のシャンプーとは逆の工程で行うことから「リバース」ケアといわれているのです。

適切な頻度は、週1回〜。ハイダメージ毛やパサつきが気になる髪は回数を増やしてもOK。

リバースケアのメリットをおさらいしましょう。

  • シャンプー中の髪同士の摩擦を軽減する
  • スタリイング剤が落ちやすくなる
  • ヘアカラーの色持ちが良くなる
  • 髪の指通りが良くなる

リバースケアのデメリットをおさらいしましょう。

  • お風呂前の工程に時間がかかる
  • ヘアオイルやトリートメントの消費が早い
  • 髪がやや重くなりがち
  • 猫っ毛さん、軟毛さんはぺたんこになる

ポイントを抑えておうちケアで美髪を手に入れましょう♪