「くせ毛でも髪色を明るくしたい!」
髪を明るくするにはブリーチをしてからヘアカラーで染めるのが一般的。
でも、くせ毛の髪質がブリーチを入れたらどうなるのか気になりますよね。
たとえばこのような疑問ってありませんか?
- ブリーチしたら傷扱いにくくなるのでは?
- くせ毛にブリーチすると柔らかくなるって本当?
- ブリーチした後のヘアケアってどうすればいいの?
今回お伝えする内容は以下3つ。
- くせ毛の方がブリーチを入れる前に知っておきたいこと
- くせ毛×ブリーチのメリット
- くせ毛でブリーチを入れたあとのダメージケア
ブリーチをしようかな、と考えている方はぜチェックしてみてくださいね。
- ヘアメイクアーティスト
- Genki@geeeeenkii
- 渋谷CALAMARIの代表。
ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。
CONTENT
1.くせ毛にブリーチするとどうなるの?事前に知っていきたいこと
ブリーチは髪の毛のメラニン色素を脱色することで、髪色を明るくします。
脱色された髪は大きなダメージが残り、以下のような質感になります。
- 指通りが悪くなる
- 毛先が広がる
- 乾燥する
くせ毛は傷んでいなくても「指通りが悪い」「広がる」「乾燥する」といった特徴を持っています。
すなわち、ブリーチによってくせ毛の持つデメリットが、より強調されてしまうことがあります。
これらは、もとの髪質がダメージにどれだけ耐えられるか、薬剤の塗布量と放置時間がどのくらいかによって変わります。
明るくすればするほどダメージが大きくなります。
ブリーチで髪のうねりが緩和されることも
髪質によりますが、稀にブリーチによってうねりが緩和される場合があります。
これはダメージにより毛髪の弾性が低下し、くせが弱まったと感じるからです。
しかし、損傷を受けた髪は指通りが悪く、見た目もチリついた状態になりやすいため、総合的に見てそれが良いかどうかは個人の判断によります。
ブリーチと縮毛矯正は同時にできないパターンが多い
ブリーチも縮毛矯正も、髪にダメージの大きい薬剤を使用しています。
とくに縮毛矯正は、薬剤とストレートアイロンを使ってくせを伸ばすもの。薬剤+アイロンの高熱での施術はヘアダメージ大きいです。
ブリーチと縮毛矯正を同時に行うと、以下のことが起こる可能性があります。
- 髪の毛がちぎれる
- びびり毛になる
そのほか、ブリーチした後、期間をおいたら縮毛矯正ができるのではないかという疑問を持つ方もいるでしょう。
髪の毛は一度傷んでしまうと回復できません。
すなわち、ブリーチをした後に時間を置いて縮毛矯正をしたとしても、髪が受けるダメージは同じです。
合わせて読みたい記事
「縮毛矯正とブリーチは同時にはできない?その理由を毛髪診断士が解説」
2.くせ毛さんがブリーチするメリット
くせ毛さんがブリーチをするメリットは、ハイトーンでパーマっぽいスタイルが作れることです。
たとえば、ブリーチをした髪にパーマをかけることは髪のダメージを考慮すると難しいことですが、くせ毛の場合はもとからカールしている髪質であるため、スタイリングだけでパーマっぽく見せることができます。
3.ブリーチをしたら!大切な髪を守るためのホームケアを
ブリーチした後のヘアケアはとても重要です。
とくにブリーチをして最初に感じることは「パサつき」です。
ブリーチ後のヘアケアで有効なものをまとめました。
- ダメージヘア用のシャンプー
- 酸熱トリートメント
- ヘアオイル
ダメージヘア用のシャンプー
4,900円 (税込)
11,000円 (税込)
8,980円 (税込)
1,980円(税込)〜
シャンプー中の摩擦まで考慮した、「摩擦レス処方」に加え、髪のタンパク質を補給する「ケラチン&ヘマチン配合」。
ダメージ×くせ毛さんにおすすめの処方で、うねり、広がりにお悩みの方にぴったり。
酸熱トリートメント
3,800円(税込)〜
酸熱トリートメントは、ブリーチによるダメージをケアする効果があります。
酸性成分がキューティクルを引き締めることで、髪の表面が滑らかになり、さらに保湿成分や栄養成分が髪の内部に浸透しやすくなります。
また、内部から補修することでくせ毛特有のうねりもスタイリングしやすくなります。
うねり髪のためのヘアオイル
5,800円(税込)〜
うねり髪とダメージ補修に着目した成分処方で、毛髪の水分バランスを整えます。
くせ毛とブリーチについて、まとめ
くせ毛にブリーチをする時に気をつけたいことは以下のとおり。
- くせ毛のデメリット部分が助長されることがある
- 髪質によってはくせが緩和されることがある
- パーマっぽく見せればおしゃれになる
- ブリーチした部分に縮毛矯正はかけられない