ヘアワックスには香りがついているものと、無香料や無香性と書かれた、においを抑えたものがあります。
今回は「そもそもワックスに香りがつけられているものが多いのはなぜ?」「無香料と無香性の違いって何?」
そんなみなさんの疑問にお答えします。
なぜ?ワックスに香りがついているものが多い理由
スタイリングワックスには、基本的に香りが付けられています。
中にはフレグランスワックスという、香りを楽しむためのワックスも。
しかしなぜ、ワックスには香りがつけてあるのでしょうか?
ワックスは髪型をキープするため、それから髪にツヤ感を出すために油分が多く配合されています。
この油分は、独特な原料の匂いがあることが多く、使用したときに不快に感じる人も。
そのために原料のにおいを隠す「マスキング」のために香料を入れていることがあります。
「無香料」のワックスをあまり見かけないのは、こうしたワックスの成分ならではの特徴があることがその理由のひとつです。
無香料と無香性の違い
じつは「無香料」と「無香性」は別物です。
その具体的な違いは以下のとおりです。
- 無香料:香料が入っていない
- 無香性:匂いを打ち消すための香料が入っている
すなわち、必ずしも無香料=においがしない、ということはないのです。
無香料でも匂いがあるものも
無香料※のワックスでも、天然原料を使用したものは、においがするものがあります。
例えば、オーガニックワックスやヘアバームは原料のいい香りがするものが多ですよね。
※合成香料不使用のこと
合成香料不使用で精油の香りがするものの例
- ラベンダー油
- ニオイテンジクアオイ油
- イランイラン花油
- ベルガモット果皮油
もし、無香料で、精油のにおいもしないワックスが欲しい、という場合は以下の商品がおすすめです。
編集部おすすめ!無香料でにおいもしにくいワックス
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
全成分
- ワセリン
- ミツロウ
- ホホバオイル(ホホバ種子油)
- アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)
- 酢酸トコフェロール
髪への優しさを詰め込んだ自然派な使い心地です。
小さなお子様から大人までどなたでもお使いになれます。
ヘアワックスの無香料と無香性の違い、まとめ
似ているようでじつは「無香料」と「無香性」は別物です。
- 無香料:香料が入っていない
- 無香性:匂いを打ち消すための香料が入っている
必ずしも無香料=においがしない、ということはありません。
ヘアワックスの匂いを気にする場合は店頭のテスターで確認してから購入しましょう。
※本記事内の成分および製品に関する意見は個人の見解であり、効果を100%保証するものではありません。