「朝スタイリングしても湿気や汗ですぐ崩れる」
「時間をかけてスタイリングしても思い通りできない」
「天然パーマはどんなスタイリング剤を使えばいいのかな」
扱い方にも”一癖”あるくせ毛。
このようにスタイリングでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
くせ毛は直毛とは髪の構造が異なっているため、くせ毛のならではの扱い方があります。
スタイリング剤もくせ毛や天然パーマの性質に合っているものを選べば、まるでパーマのように活かすことも可能!
そこで今回は、くせ毛さんのスタイリング選びのコツを解説します。
- ヘアメイクアーティスト
- 江川 徹@tooru_f.hair_salon
- 縮毛矯正、髪質改善が得意な東京・錦糸町を中心に活躍するベテラン。
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くせ毛さんはどんなスタイリング剤を選ぶべき?
くせ毛さんは以下のポイントを抑えてスタイリングを選ぶと良いでしょう。
- くせ毛特有のカールを強く出したい:ジェルorムース
- くせ毛のパサつきを抑えたい:ヘアオイル
- くせ毛に艶を出したい:ヘアバーム
それぞれのパターンに合わせて解説します。
1.くせ毛特有のカールを強く出す:ジェルorムース
ヘアジェルは、水分を多く含んでおり、つけた直後は髪の毛が濡れたような状態になります。
くせ毛は濡れるとカールが強く出る傾向にあります。
それを利用して、くせ毛をパーマのようにスタイリングすることができます。
ジェルは空気に触れて時間が経つと固まります。
濡れているように見えるけれど、触ってみるとパリッとするのが特徴です。
泡で出てくるから長めの髪にもなじみやすい!ムースタイプ
ムースタイプはジェルと異なり、泡ででてくるので、長めの髪になじませやすいというメリットがあります。
成分には水を含んでいるので、くせ毛さん特有のうねりをパーマのように活かしつつ、ふんわりとしたシルエットを作ることができます。
ジェルより艶感もなくナチュラルに仕上がるのが特徴です。
2.ヘアオイルでくせ毛のパサつきを抑える
スタイリング剤をつける前にヘアオイルを髪につけると、パサつきを抑えることができます。
たとえば、寝癖を直す前に、髪の毛を濡らしてからヘアオイルをつけて乾かすと、補修成分やうるおい成分髪になじんで、収まりの良い状態になります。
サロンでもシャンプー後はヘアオイルをつけてから髪を乾かす美容師さんが多いです。
普段使用しているスタイリング剤でくせ毛の収まりが悪い、と感じたらヘアオイルを使ってみましょう。
くせ毛さんがスタイルキープするためには、湿気をできるだけ髪に吸い込ませないほうがいいので、ヘアオイルで水分バランスを整えましょう。
もちろん乾いた髪にそのままつけてもOKです。
毛髪補修成分が含まれたヘアオイル
5,800円(税込)〜
3.ヘアバームで髪を潤しつつ、艶を出す
ヘアバームは、髪をセットしつつ、保湿までできる便利なスタイリング剤。
ヘアワックスとヘアオイルの間のような手触りで、男女関係なく使えるジェンダーレスなのも人気の理由。
乾燥した髪の毛や傷んだ髪の毛に適しています。
ワックスやジェルとは異なり、水を使わずに濡れ感やまとまり感を出せるのも特徴。
くせ毛さんは、髪が濡れるとうねりやすいため、水を含まない&湿気に強いヘアバームが使いやすいです。
くせ毛さんにぴったり!柔らかめのヘアバーム
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
束感しっかり!でもパリッとしない使用感
(ヘアバーム ハード)60g
3,900円(税込)〜
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くせ毛のスタイリング剤の選び方、まとめ
今回は、くせ毛におすすめのスタイリング剤を紹介しました。
くせ毛は直毛とは髪の構造が全く異なっているため、くせ毛の特有の扱い方が必要。
もちろんおすすめのスタイリング剤も直毛さんとは異なります。
- くせ毛を抑えたい:水分の入っていないオイルやバームタイプもの
- カールを強く出したい、動きが欲しい:ジェルやムースなど水分が入っているもの
スタイリング剤には、ムース・ワックス・ジェル・グリース・ヘアバームなど、たくさんの種類がありますし、多くのメーカーから販売されています。
いろいろな種類のものを実際に使ってみて、自分のくせ毛に合うスタイリング剤を見つけてみてくださいね。