くせ毛でもサラサラの指通りにしたい!
サラサラの髪の毛といっても、ストレートヘアの人もいれば、カールのある髪の人もいますよね。
くせ毛さんは髪の性質上、サラサラ感が出にくい傾向にあります。
でも大丈夫。
そんなうねり髪さんでも正しくヘアケアすることで、サラサラの髪の毛に近づけることができますよ。
今回は、くせ毛を美しいサラサラの髪の毛に近づける方法をご紹介します。
- ヘアメイクアーティスト
- 江川 徹@tooru_f.hair_salon
- 縮毛矯正、髪質改善が得意な東京・錦糸町を中心に活躍するベテラン。
CONTENT
うねるくせ毛でもサラサラにしよう
そもそもサラサラの髪の毛とは、どのような状態の髪の毛のことをいうのでしょうか。
サラサラの髪の毛とは以下のような状態です。
- 手でかきあげてもすぐにもとに戻る状態
- 風で乱れてもすぐに元に戻る状態
- 流れるように下に落ちる状態
多くの人は無意識に「サラサラの髪の毛=ストレートヘア」をイメージしやすいですよね。
サラサラの髪の毛の定義にくせ毛・直毛は関係ありません。
くせ毛であったとしても「サラサラ×パーマのように美しい髪の毛」はつくれます。
くせ毛のサラサラ髪の条件
「サラサラな髪の毛」にするには、次の条件を満たす必要があります。
- 髪の毛の表面がなめらかであること
- 十分な潤いがあること
- 柔軟性があること
- 適度なハリ・コシがある
しかし、くせ毛には以下のように、ネガティブに感じられる要素もあります。
くせ毛がネガティブにとらわれる性質
- 摩擦によるダメージを受けやすい
- 乾燥しやすい
- 髪の表面に凹凸がある
このようなデメリットを克服することで、サラサラ髪に近づけることがきます。
くせ毛のデメリットを克服してサラサラ髪にしよう
サラサラの髪の毛にするためには、ダメージをできるだけなくすことが大前提。
また、くせ毛は性質上ダメージがなくてもパサつきやすい髪質ですから、保湿ケアも欠かせません。
表面の凸凹も、サラサラな髪の毛にするにはできるだけ無くしたい特徴のひとつ。
これらのくせ毛の性質を緩和しながら、サラサラの美しい髪の毛にしていくには、定期的なサロンケアに加えて、毎日のおうちケアが重要な役割を果たします。
では、次でサラサラくせ毛にするヘアケア方法を具体的にご紹介していきます。
大切なのはホームケア◎正しいシャンプーから
髪の毛の状態を美しくサラサラにしていくために、まずはヘアケアの基礎中の基礎、シャンプーの方法を見直していきましょう。
意外と正しいシャンプーの方法を知っている方は多くありません。
美髪を育てるシャンプーのポイントは、次のとおりです。
- ブラッシングする
- しっかり予洗いをする
- シャンプーは髪につける前に泡立てる
- 髪をこすり合わせず指の腹で頭皮を洗う
- しっかり流す
ポイント1、シャンプーの前にはブラッシングを
髪を濡らす前にブラッシングをすることで髪の絡まりを解き、ほこりなどの大まかな汚れを落とすことができるため、シャンプーでの余計なダメージを軽減できます。
とくにくせ毛は髪の毛が絡まりやすいですから、シャンプー前のブラッシングは大切です。
ポイント2、髪にシャンプーをつける前に十分な予洗いを
シャンプーの前には38-40度程度のお湯で3分ほど予洗いを。
なにもつけず、お湯だけで洗うのがポイント。
この予洗いだけで、約7割の汚れが落ちるといわれています。
ここでしっかりと汚れを落とすことができれば、シャンプーの泡立ちが格段によくなります。
ポイント3、シャンプーは髪につける前に手で少し泡立てる
シャンプーはそのまま髪につけるのはNG。
髪への摩擦を軽減するためにも、できるだけ手で泡出ててから使用しましょう。
洗顔用の泡立てネットを用いるのもおすすめです。
そして、頭皮を中心にマッサージするように洗いましょう。
毛先は洗っているうちに泡が行き渡るので、軽く揉み込む程度でOKです。
ポイント4、しっかり洗い流す
シャンプーはすすぎが大切といわれています。洗い残しがあると、
シャワーの水圧を利用して、3分ほど時間をかけてしっかり洗い流しましょう。
耳の裏や襟足は洗い残しやすいので、とくに丁寧に。
くせ毛さんをサラサラに!トリートメントのポイント
- シャンプーの後を水分を切る
- トリートメントを毛先中心によく馴染ませる
- 数分時間を置く
ポイント1、シャンプー後は水分を切る
トリートメントの前には、髪の毛から水が滴らない程度に水気を取り除きましょう。
髪の毛がびしょびしょのままだとトリートメントが薄まってしまい、効果が半減してしまいます。
ポイント2、トリートメントは毛先を中心に
トリートメントは毛先を中心によく馴染ませましょう。
トリートメントは髪の毛の内部に栄養や潤いを与える役割のもの。頭皮につける必要はありません。
一本一本に行き渡るように、手でよく揉み込むように馴染ませるのがコツ。
目の粗いコームでとかすと、髪の毛全体にトリートメントが行き渡りやすくなるのでおすすめです。
ポイント3、トリートメントを塗ったら数分時間を置く
トリートメントを塗ったら数分時間を置きます。
時間は長くても5分程度でOK。
蒸しタオルやラップをするとトリートメントがさらに浸透しやすくなり、硬い髪の毛も柔らかな質感に。
この一手間でサラサラの髪の毛に近づけることができます。
すすぎは、髪のめりがなくなるまで、しっかり流すようにしてくださいね。
美髪を育てる!正しい髪の乾かし方
ここからは正しい髪の乾かし方を紹介します。
優しくタオルドライ
お風呂から出たら、濡れた髪からタオルで「水気を取る」ようにタオルドライします。
髪を優しくタオルで包み、ゆっくりと抑えるように水気を取ります。ぽんぽんと軽く叩いてもOKです。
タオルドライは、髪にくしを通して水滴が出ない程度までしっかりと行います。
ブラッシングして髪をといたら、ドライヤーでブローします。
根元から乾かす
濡れている頭髪で、一番乾きにくいのは髪の根元です。
すなわち、根元から徐々にドライヤーで乾かしていくことで毛先の熱ダメージを緩和することができます。
そしてドライヤーを使う際は、髪から20cm程度離し、ドライヤーの首を振るように髪全体に温風を当てていきます。
同じ場所に温風が集中しないように、注意しながらブローしましょう。
毛先が少ししっとりするくらいまで乾かして、完了です。
パサパサになるまでドライヤーをかけて、オーバードライにならないように気を付けてくださいね。
くせ毛さんにおすすめのヘアケアアイテム
くせ毛さんにとって大切なのは以下の要素。
- 髪にハリとコシを与える
- 髪をしっかり保湿できる
- 指通りをなめらかにする
これらを叶えてくれるヘアケアアイテムをご紹介します。
うねり髪、整えるプリュムヘアオイル
ドライヤーでブローする前におすすめしたいのが、洗い流さないトリートメント。そのなかでも、使いやすいのはヘアオイルです。
ヘアオイルを使うと油分が髪をコーティングしつつ、髪内部に潤いを閉じ込めてくれます。
さらに傷んだ髪も毛先まで補修して、しっとりとまとまりの良い状態に。
指通りが良くなり、髪にツヤも出せます。
使い方も簡単。タオルドライ後に髪の量に合わせたヘアオイルを適量手に取り、揉み込むように髪に馴染ませるだけです。
ヘアオイルを馴染ませてからドライヤーでブローすると、オーバードライになりにくく、しっとりとした仕上がりに。
翌朝もまとまりの良い状態が続くので、ヘアセットにかかる時間も短縮できます。
5,800円(税込)〜
毛髪補修できるプリュムシャンプー&トリートメント
うねり、広がりを抑えて指どおりの良い髪へ。
サロンクオリティーをご自宅で体験。
洗いながら毛髪補修するアミノ酸系ノンシリコンシャンプーは、あなたの髪をきしまず、やさしく洗い上げます。
お子様から、敏感肌の方まで嬉しい合成香料、合成着色料無添加の自然派シャンプー。
4,900円 (税込)
11,000円 (税込)
8,980円 (税込)
おうちでできる!ヘアマスクタイプの酸熱トリートメント
サロンの酸熱トリートメントを自宅で簡単に、「酸でうるおし、熱で補修する」ストレートヘアマスク。
うねり、ぱさつき、広がりを抑える、3日に1度のスペシャルケア。
乾かす時のドライヤーの熱や、スタイリング時のアイロンの熱で潤って、シルクのようなうるつや髪に。
3,800円(税込)〜
合わせて読みたい記事
【PLUME HAIR CARE】プリュムヘアケアおうちで酸熱トリートメント「ストレートヘアマスク」の魅力と効果的な使い方
くせ毛をサラサラにする方法まとめ
サラサラな髪の毛は以下のようなことをいいます。
- 髪の毛の表面がなめらかであること
- 十分な潤いがあること
- 柔軟性があること
- 適度なハリ・コシがある
そして、サラサラな髪の毛にするには、次のようなヘアケアが効果的です。
- 髪にハリとコシを与えるもの
- 髪をしっかり保湿できるもの
- 指通りをなめらかにするもの
これらを叶えるには、普段のシャンプーとトリートメントにプラして、アウトバストリートメントを使うと良いでしょう。
また、3日に1度のヘアマスクも効果的です。
ぜひ試してみてくださいね。