髪が油っぽい男性、通勤や退勤途中の電車で見かけることもあるでしょう。
もしかしたら自分の髪も…?そういえば最近頭皮が油っぽい、髪がべたつきやすい。
そんなお悩みはありませんか?じつは女性より男性のほうが髪の毛が油っぽくなりやすい傾向があります。
匂いや頭皮のトラブルに繋がったらどうしよう。気になりますよね。
これって応急処置方法はあるのでしょうか?
そこで今回は、髪のプロ、毛髪診断士が髪が油っぽくなる原因と改善方法を解説します。
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油っぽい髪になりがちな男性の特徴とは?
「髪が油っぽい」「急に髪がべたつきやすくなった」そんなお悩みを持つ男性が多いです。
楽天やamazonで、男性向けシャンプーを見てもそれを買えば良いか分からない。
原因と改善方法が分からなくて困っている。
そもそも油っぽい髪とはどのような髪でしょうか?
- 髪がべたつく
- 触った部分に髪の油がつく
髪が濡れているわけではないのに、油で湿っている状態の髪。
髪が油っぽいのは「頭皮から分泌される皮脂の量が多い」から。
頭皮には皮脂腺がありそこの働きが活性化されていることが原因です。
では、頭皮の脂を取ると改善される?そんなことはありません。
やってしまいがちで逆効果なことは以下2つ
- 1日に何回も髪を洗うこと
- 洗浄力の強いシャンプーを使うこと
無理に頭皮の皮脂を取ってしまうと、頭皮が刺激を受けて過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
油っぽい髪になりがちな男性の特徴は以下のとおり。
- ストレスが溜まっている
- 食生活が乱れている
- 運動不足である
- 睡眠不足である
- 加齢により皮脂腺が活発になっている
- ホルモンバランスの乱れ
頭皮の皮脂は体の内部から分泌されます。
時間に追われて仕事する生活をおくっているとどうしても睡眠不足になりがちに。
睡眠不足からストレスも溜まり、食生活が乱れることもあります。
もちろん体質に個人差はありますが、油っぽい食事や栄養バランスの偏った食事を摂ることもありますよね。
そして運動不足など生活の乱れが原因で、油っぽい髪になってしまいます。
油っぽくなる髪の原因は頭皮の皮脂腺の活性化!日常生活の改善からスタート
男性の髪が油っぽくなる原因。
それは「頭皮から分泌される皮脂の量が多い」と解説してきました。
頭皮の脂がすごいと、髪も油っぽくなってしまいがち。ニオイも気になってきます。
皮脂の分泌が多いことと抜け毛は相関性があります。
皮脂が多いからハゲる、抜け毛が増えるということではなく、ハゲやすい体質の人は皮脂腺が活性化しやすいという傾向にあるからです。
皮脂の分泌が多い体質の人は前頭部や後頭部、側頭部、などに存在する酵素「5αリアクターゼ」の働きも活発です。
抜け毛がきになってきたら、薬用育毛剤が必要になることもあります。
まずは皮脂腺を活性化させてしまうストレスや食生活の乱れ、日常生活の乱れ、シャンプーでの頭皮の皮脂を落としすぎ…などの原因をひとつひとつ取り除いていきましょう。
油モノである脂質を過剰に摂ると、皮脂の分泌が増えてしまいます。
お肉や揚げ物、ジャンクフードの食べ過ぎにご注意を。
外食やコンビニ、最近では出前中心の食事が増えると脂質が多く摂取される可能性が高くなります。
野菜や魚もバランスよく取り入れるように心がけましょう。
次に、睡眠不足。睡眠時間が短いだけでなく、睡眠の質にも問題がある男性はご注意を。
睡眠には成長ホルモンが大きく影響してきます。成長ホルモンは髪にも大切なモノ。
成長ホルモンが阻害されてしまうと、健康な頭皮を保てなくなります。
頭皮が乾燥し、皮脂が足りていないと体が察知して油っぽい髪に。
乾燥=パサパサと勘違いしがちですが、じつは過剰に皮脂を分泌する原因になります。
髪が油っぽい男性は、睡眠時間に気をつけましょう。
食事、睡眠だけではなくストレスも油っぽい髪の原因のひとつ。
ストレスが多く溜まっていると、自律神経が乱れます。自律神経の乱れは、ホルモンバランスに影響が。
皮脂を過剰に出してしまう男性ホルモンが増加して、油っぽい髪になってしまいます。
ストレスの乱れは食事や睡眠、髪の成長ホルモンに起因するもの。
栄養価の高い食事をして、しっかり8時間は寝るように心がけましょう。
朝しっかり起きて、夜は早寝を。
そして朝食は油っぽい食事を控えるようにしてください。
日々の生活で、油っぽい髪を抑えることができます。
毛髪診断士セレクトの頭皮に優しいシャンプー
アミノ酸系界面活性剤でマイルドな洗い心地。必要皮脂を残しつつ、不要な汚れをおとすサロンシャンプー。
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スタイリング剤がしっかり落ちていないと髪はべたつきやすい
その原因は食事や睡眠、ストレス、頭皮の皮脂の落としすぎによるものと解説しました。
じつは、それ以外にも原因があるんです。油っぽい髪になるその他の原因、いったいなんでしょうか。
それは「スタイリング剤などの皮脂汚れを十分に落とせていない」こと。
スタイリング剤はしっかり落とさないと皮脂と混ざってベタつく原因になります。
また、洗い方も重要です。
ついゴシゴシと洗ってしまいがちですよね。
洗い方によっては、頭皮を傷つけてしまい、皮脂が過剰に分泌されてしまう場合も。
シャンプー前には予洗いを。はじめに、しっかりお湯洗いで髪の汚れを落としてからシャンプーをつけるようにしてください。
ここで、気をつけたいのがシャンプーでの髪の洗い方。
- お湯で予洗いをしていない→NG!
- シャンプーを十分に泡立てていない→NG!
お湯での予洗いで80%の汚れは落とすことができます。
シャンプーの泡立ちも良くなるのでぜひ試してみてくださいね。
次に、シャンプーの泡立て方。十分にシャンプーを泡立てていないと、皮脂汚れが落ちにくい場合も。
また、頭皮や髪全体にシャンプーの泡を行き渡らせることも大切です。
ベタベタする髪にサヨウナラ!使いやすいシャンプーを
油っい髪が気になる男性は、アミノ酸系シャンプーでやさしく皮脂汚れを落としましょう。
男性だから必ず強い成分のシャンプーを使ったほうがいいということはありません。
自分の髪や頭皮の調子が良くなるシャンプーで、頭皮環境を整えましょう。
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髪が油っぽい男性にとって、正しいシャンプー方法、シャンプー選びを身につけることは、頭皮や髪のトラブルを防いでくれます。
油っぽい髪の皮脂分泌を抑えてくれて、ベタつかない髪の毛に。
油っぽい、ベタつきが気になる男性にオススメの自然派シャンプー。
さらに、天然オレンジ果皮油の香りで癒し効果アップ。
ストレスや睡眠不足の方は、精油の良い香りに包まれてリラックスできますよ。
正しいシャンプーの仕方を身に着け、スタイリング剤もしっかり選ぶこと
油っぽい髪の男性におすすめのシャンプーをご紹介しました。
シャンプーを変えることで油っぽい髪を改善できますが、洗い方も大切。
- シャンプーをしっかりと泡立てる
- 頭皮をゴシゴシこすらない
- 泡立てたシャンプーを頭皮と髪全体に行き渡らせる
正しいシャンプーの仕方は簡単5ステップ
- 髪全体をくしでとかす
- 頭皮と髪をお湯で予洗いする
- シャンプーをしっかり泡立てて、頭皮と髪全体につける
- 頭皮を揉み込むように洗う
- お湯でしっかりとシャンプーを流す
どうして髪を洗う前にくしでとかすの?と思う方も多いでしょう。
髪を洗いはじめる前に髪をくしでとかしておくと、ホコリやゴミが取れるからです。
初めに大きな埃を落としておくことが大切。
次はお湯で頭皮と髪を予洗い。2~3分ほど頭全体にお湯を行き渡らせておきましょう。
くしでとかすことと、お湯で予洗いをすると、髪の汚れの8割が落ちます。
先に頭の汚れを落とすと、シャンプーが頭皮と髪にしっかり浸透できるのです。
最後にシャンプーを流すときは、予洗いよりも多めの時間で。
シャンプーが残ると、毛穴詰まりの原因に。
油っぽい髪になってしまう原因にもなってしまいます。
髪や頭皮がぬるぬるしないように、シャンプーをしっかりと洗い流してください。
正しいシャンプー方法を覚えたら、次に意識したいのはスタイリング剤。
自分の髪質に合ったスタイリング剤を。
肌に優しい成分が含まれたものを選ぶと良いでしょう。
髪が油っぽい男性にとって、ワックス選びは重要。
頭皮についても、違和感のないものがおすすめです。
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髪が油っぽい男性の原因と改善方法をお伝えしました。
いかがでしたか?髪が油っぽい、べたつく。
そういったことは気になりますが、原因と改善方法を知れば対策ができるんです。
髪が油っぽい原因
- ストレスや食事の乱れ、睡眠不足
- 頭皮の皮脂を落としすぎている
- スタイリング剤などの汚れがついたまま
改善方法
- 生活習慣の改善
- マイルドな洗浄力のシャンプーを使う
- 正しいシャンプーの仕方で洗う
以上が原因と対策です。
ヘアケア用品をうまく使って、油っぽい髪を改善していきましょう。