ボブにしてみたけれど、うまくまとまらない。そんなお悩みがある方へ。
なぜボブは広がってまとまりにくくなってしまうの?
その原因と解決方法を現役美容師さんに解説してもらいました。
- ヘアメイクアーティスト
- 江川 徹@tooru_f.hair_salon
- 縮毛矯正、髪質改善が得意な東京・錦糸町を中心に活躍するベテラン。
なぜ?ボブがまとまらない3つの原因について
ボブは一見スタイリングが簡単そうに見えて、じつはコツのいる髪型。
サロン帰りのボブはまとまっているのに、翌朝のスタイリングが上手にできない!
そんな「まとまらないボブ」になってしまう原因は3つ!
- くせ毛でまとまらない
- 濡れた髪をちゃんと乾かしていない
- 髪が傷んでいるから
それぞれ詳しく解説していきます。
1.くせ毛でボブがまとまらない
くせ毛さんだと、ボブがまとまらないことが多いです。
サロンではブローとスタイリングで綺麗に仕上げられても、おうちではまとまったスタイルにできないことも、しばしば。
長めの髪のときは、重さでクセが気になっていなかったけれど、短くしたらくせが目立つようになった!ということもあります。
このような髪質は、雨の日にまとまらないことが多いです。
合わせて読みたい記事
雨の日におすすめのボブ!広がる髪対策にぴったりのヘアスタイル&スタイリング方法!
プリュムワックスでくせ毛をまとめよう!
アルガンオイルとホホバオイル配合でヘアトリートメント効果※のあるプリュムワックスでスタイリング。
※アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油(保湿)
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
髪と素肌想いのスタイリングできる固形トリートメント。うねり、パサつき、広がりが気になる髪を美しくまとめます。
それはまるで「髪のファンデーション」。無添加(合成香料、合成着色料、パラベン、アルコールフリー)ですから、小さなお子様や敏感肌でお悩みの方もお使いいただけます。
2.髪が濡れたままは放置はNG!
お風呂上がりに濡れた髪を自然乾燥させると、髪がまとまらなくなる原因になります。
水分を含んだ毛髪は膨張し、表面のキューティクルが浮き上がっている状態にあり、とてもデリケート。
さらに髪は濡れた状態で水素結合が切断され、乾いた状態で水素結合がくっつきます。
髪を乾かさないでそのまま寝てしまうことってありませんか?
そうすると、朝ヘアセットをしようと思っても、寝ぐせがついて、うまくまとまらないということに。
正しく髪を乾かすことで、翌朝の寝ぐせがつきにくく、髪がまとまりやすくなります。
ボブがまとまる!髪の乾かし方
乾きににくい髪の根本から順に乾かしましょう。
乾きやすい毛先から乾かししまうと、髪が乾燥しやすくなります。
また、キューティクルの向きに合わせて、上から下に温風を送りましょう。
髪を乾かす前にはヘアオイルを
うねり髪、整えるプリュムヘアオイル
5,800円(税込)〜
3つの毛髪補修成分を配合したヘアオイル。うねり髪やダメージ毛の特性に注目した成分配合で、指どおりの良い、しっとりなめらかな髪へ。 ケラチン、シルク、コラーゲンが髪の構造を補うことで、髪のダメージを補修します。 また、浸透性と保湿効果の高い成分を配合。それでいてベタつかつかないさらりとした使い心地。合成香料、合成着色料、パラベン、アルコールフリーの無添加処方。無香料なので、場面を選ばず使用できます。
3.髪が傷んでいるからまとまらない
髪の毛は傷んでいるとまとまりにくくなります。
カット直後はサロンのトリートメント効果が持続していたり、スタイリングでキューティクルが整っているため、広がりにくいのですが、日が経つと髪のパサつきが気になりだすことも。
ダメージ補修に!おうちで酸熱トリートメント
サロンケアとして話題の酸熱トリートメント。
それに使用される「サリチル酸」を配合したヘアマスクタイプ。
トリートメントの代わりに使用するだけの簡単ヘアケア。
3日に1回使うだけで効果を実感しやすいから、コスパも◎
3,800円(税込)〜
まとまるボブにする!オーダーするなら3つのポイントをおさえて◎
まとまるボブをオーダーするなら以下の3つのポイントをおさえましょう。
- 毛先が肩に当たらない短めボブにする
- くせ毛の特徴を活かしたボブにする
- 顔タイプ・骨格に合わせたボブにする
それでは、ひとつずつ解説していきます。
毛先が肩に当たらない「短めボブ」はまとまりやすい
毛先まで均等にまとまるボブを目指すなら、前下がりのボブ orショートボブがおすすめ。
うねるくせ毛の髪質なら、特にショートボブはまとまりやすいです。
ハネが強く出る箇所の多くは襟足などの首回り。
その襟足部分が短く、前に行くほど長くなる前下がりボブはまとまりを重視する人にはぴったりのヘアスタイル。
くせ毛さんは、うねりと広がりを考慮したヘアスタイルを
広がりやすいくせ毛や生えグセがある人は、それを活かしたカットを。
トップからレイヤーを入れてあげると、くせ毛特有のうねりが軽く見えるようになります。
くせ毛の場合、レイヤーを入れることでスタイリング時に動きが出しやすくなり、パーマ風に見せることができるというメリットが。
ふんわりさせてあげると抜け感が出て、可愛さが格段にアップ。
ちょっと明るめのカラーを入れてOK。
重さが「散りやすい」カラー色彩的にも軽さを出すのが今どき。
コテでくびれを作ってあげれば、嬉しい小顔効果、首痩せ効果も!ぜひ試してみてくださいね。
顔タイプ・骨格に合わせたまとまりやすい小顔ボブ
人の頭の形には個人差があるもの。一部分にボリュームが出やすかったり、逆に出にくかったり。
それによってまとまらないと感じたり、顔まわりの髪がうまくキマらないと感じることもあります。
そんな時は骨格補正できる小顔ボブを。ポイントはフェイスライン下で内巻きになる毛先。
内巻きカット+コテのワンカールで再現できます。
自分がどんな顔タイプ・骨格なのか、また髪質やヘアダメージの状態を美容師さんにできるだけ伝えることで本当に似合う、まとまりやすいおしゃれなボブの髪型にしてもらいましょう。
ボブをまとめる!編集部セレクトのワックス
(ヘアバーム ハード)60g
3,900円(税込)〜
自分に本当に似合うまとまりやすいボブにするコツ、まとめ
美容室ではおしゃれなボブになっていたのに、翌日から髪がうまくまとまらない!
その原因は3つ。
- 生まれつきのくせ毛
- 濡れた髪をちゃんと乾かしていない
- ダメージを受けて髪が傷んでいる
それぞれの対策をしっかりして、まとまるかわいいボブでお出かけしましょう!