気分を変えたい、イメチェンしたい!そんなとき、せっかくなら若く見える髪型を選びたいですよね。
今回は現役美容師さんに若見えする髪型の特徴について解説してもらいました。
じつはこれって老けて見える髪型だったの?そんな気をつけたいポイントまで丁寧に解説しています。
ぜひ、ヘアスタイル選びの参考にしてみてくださいね♪
- ヘアメイクアーティスト
- 江川 徹@tooru_f.hair_salon
- 縮毛矯正、髪質改善が得意な東京・錦糸町を中心に活躍するベテラン。
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「老け見え」の原因に?気をつけたい5つのポイント
老け見えしないように気をつけたいポイントは、大きくわけて以下の5つ。
- 重めのぱっつん前髪
- 髪のパサつきを放置している
- 髪色が明るすぎたり、暗すぎたりする
- 動きのないスタイル
- トップにボリューム感がない
美容師目線でひとつずつ詳しく解説してもらいました。
重めのぱっつん前髪はNG、流し前髪が若見えの秘訣!
「重めのぱっつん前髪」は、大人女性だと逆に老け見えしてしまうことも。
前髪のつくり方ひとつで顔の印象は大きく変わります。
特に40代以降の女性は、おでこがチラっと見えるような軽めの前髪がおすすめ。
前髪を流すことで若見え効果だけでなく、嬉しい小顔効果も◎
ちょっと長めかな?と思うくらいの長さが今のトレンド。
ヘアバームで毛先に軽く束感を出してあげれば、こなれ感が出て大人の雰囲気に。
パサパサ髪は老け見えのもと、艶を意識して◎
お気に入りのヘアスタイルにしても、パサついて艶がないと老け見えしてしまうことに。
女性ホルモン「エストロゲン」分泌量の減少によって30代後半から40代以降は髪質が変わるとき。[1]
「前は直毛だったのに、最近髪のうねりがひどい……」
「これまでと同じケアをしているのに髪が乾燥する……」
髪質変化に気づいたら、スタイリングで艶を与えてあげましょう。
ドライヤーブロー前にヘアオイルを使うとパサつく髪に潤いを与えながら、しっかり艶がを出してくれます。
さっと艶髪スタイリングができる若見えヘアの頼れるアイテム「ヘアオイル」は1つは持っておきたいですね♪
パサつき髪に艶と潤いを♪プリュムヘアオイル
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またドライヤーやヘアアイロンの熱を利用して髪の質感を改善できる、酸熱トリートメントもおすすめ!
おうちでできる!ヘアマスクタイプの酸熱トリートメント
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髪色が明るすぎる、または暗すぎる
老けて見えてしまう髪型には、髪色も大きく関係。
髪が明るすぎると、傷んで見えてしまうことも。逆に真っ黒すぎても重たい印象に。
大人女性が、上品に魅せるなら髪色は程よい7~8トーンがおすすめ。
ほんのりブラウン系に仕上がるカラーは退色がしにくいため、艶が出て見えます。
ピンク系、パープル系は今旬な「血色カラー」で顔色がぱっと明るく。
血色カラーでつくるマイナス5才肌、いますぐ試してみたくなる髪色ですよね。
重すぎるデザインの髪型より動きのあるヘアスタイルを
毛先の軽いデザインはトレンドのヘアスタイル。
柔らかく、動きのあるヘアスタイルは若見えの大きなポイントに。
今の髪型ちょっと重めかな?
そんなときはレイヤースタイルを取り入れて「老け見え」を防止を◎
今っぽい、韓国風レイヤーミディアムのヘアカタログはこちらから!
トップのぺたんこはNG、スタイリングでふんわりを目指そう
40代以降になると、髪質変化に伴う薄毛や抜け毛、髪が細く弱くなることによって頭頂部がぺたんこに。なんだか寂しく見えてしまうことも。
トップにボリューム感のないヘアスタイルは、老け見えの原因の一つ。
そんな時は、ふんわりボリュームが出る髪型にすると「見た目年齢」を大きく変えられます。
スタイリングのコツは、髪の毛が濡れた状態でのドライヤーの使い方にあり!
ふんわりスタイリングのコツ
- 髪を根元から濡らす
- ドライヤーの温風を下から上に当てる
- 髪を上に優しく引っ張りながら乾かす
- 冷風で冷やして髪の形をキープする
- ワックスでふんわり感と束感をつくる
ふんわりとしたナチュラルなヘアセットにはこれ◎
ナチュラルな使用感、保湿もできるワックス
(ヘアバーム ハード)60g
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若く見える髪型の5つのポイント&美容師おすすめのヘアスタイル
若く見える髪型を目指すなら、以下の5つのポイントが大切。
- 軽め&やや長めの前髪を作る
- 落ち着いた髪色
- 軽さと動きのある髪型
- トップがふんわりした立体感のある髪型
- ツヤのある髪をキープする
ここでは実際に、若く見える美容師おすすめのヘアスタイルを長さ別にご紹介。
お気に入りの「若見えスタイル」を見つけてくださいね♪
若く見える髪型、ショート編
若見えショートのポイントはトップにふんわり感を出しやすいシルエットを作ること。
ショートの美シルエットづくりで大切なことは
- 襟足はキュッとさせてくびれをつくる
- トップからレイヤーを入れてエアリーに
- 前髪は長めに残す
全体的にひし形になるような髪型を。
ボリュームがなくて後頭部がぺたんこ。
そんなお悩みがあっても大丈夫。ショートヘアなら骨格補正して絶壁を解消することもできます。
ショートやショートボブくらいの長さは、美人感を出しつつ、スタイリングがしやすい髪型。
軽くて短いショートヘアの髪型は、シャンプー&トリートメントも、ドライヤーで乾かすのも楽というメリットも。
ヘアセットもワックスを揉み込んでふんわりナチュラルな髪型に仕上がるようカットしてもらえば、忙しい朝の時間短縮に。
若見えボブ〜ミディアムのおすすめヘアスタイル
若見えを目指すなら、ふんわり毛先に動きと軽さのあるスタイルを。
顔まわりにある髪の毛に躍動感をもたせてあげれば、リフトアップして見せる効果も期待できるので、自然に若見え。
また、小顔に見せたい方や首をキレイに見せたい女性は毛先のくびれのを顎ラインの下でつくると良いでしょう。
また髪のうねりやくせ毛も活かしやすい髪型なので、スタイリングも簡単で時間がかからないことも大きなメリット。
後頭部にはふんわりとボリュームを出してあげることで、頭の形が美しく見えて若々しい印象を与えます。
ボブは、ふんわり感をつくりやすので、30代後半、40代からの髪質変化によってトップや後頭部がぺたんこに潰れやすい軟毛・猫っ毛の女性にもおすすめです。
若見えセミロング、おすすめの髪型はこれ
気になりはじめた、髪のうねり、それを活かせばデキる大人のクールセミロングに。
大胆に動きをつけた顔まわりの髪と毛先のニュアンスがポイント。
適度に空気を含ませるようなヘアスタイルにすると、ボリュームが出て若見えるする、垢抜けた印象を与えられます。
艶が不足しがちなときは、ヘアオイルでたっぷり潤い補給を。
髪の艶はロングヘアで若見えするポイントの一つです。
ロングヘアを綺麗に保つコツについてはこちらで詳しく解説しています。
若見えする健やかな髪を維持!そのためのヘアケアって?
女性は年齢を重ねることで起こる女性ホルモンのバランス変化によって、身体だけでなく髪質も大きく変化します。
- 何もしていないのに髪がパサつく
- 髪の毛にハリやコシがなくなってきた
- 髪が細くなってツヤが減ってきた
- くせ毛のうねりが目立つようになった
これらの髪質変化によるお悩みを抱えている大人の女性の方に、健やかな髪を維持するためのご自宅ではじめられるヘアケアをご紹介します。
老けて見えるもとにアプローチ!シャンプーしながらパサパサ、ボサボサの髪をケア
髪質変化によって髪が細く弱く、傷みやすくなってしまうことに悩まされる40代、50代の女性の方へ。
ヘアケアアイテムは数えきれないほど多くのものがありますが、まずは正しいシャンプー方法を。
シャンプー前にブラッシング
お風呂に入る前に髪の毛を優しくブラッシング。
髪の毛の絡まりを解きながら、付着したチリや埃を落とすことができます。
髪の絡みを解くポイントは、毛先→中間→根本の順番でブラシを通すこと。
これによってシャンプー時の髪の摩擦を減らすことができますから、毎日続けることが美髪になるポイント。ぜひ一手間加えてみてくださいね。
シャンプー前の予洗い
シャンプー前に「予洗い」はしていますか?シャワーのお湯で洗う「予洗い」では8割の汚れを落とすことができます。
お湯で落ちる軽い汚れや大きめの埃を予め洗い流しておくことで、その後のシャンプーの泡立ちがよくなり、強い力を加えなくてもすっきり洗えるようになります。
強い力で頭皮や髪を擦るとヘアダメージの原因にも。
意外とできていないことが多い「予洗い」。
ぜひ心がけてみてくださいね♪
頭皮を優しくマッサージしながらシャンプーする
健やかな頭皮環境を保つ=綺麗な髪の毛が生えてくる土壌を整えること。
そのためにもぜひシャンプーと一緒に行う頭皮マッサージを。
指先ではなく、指の腹や手のひら(手の腹)をつかってマッサージしてくださいね。
シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ
意外に多い「シャンプーの洗い残し」。
シャンプーには洗浄剤をはじめとした様々な成分が含まれていますから、洗い残しは頭皮の刺激物となり炎症やできものが発生する原因となります。
シャンプーのすすぎ目安は3分。
とくに洗い残しが多い側頭部、襟足、ロングヘアであれば後頭部を入念にすすぎましょう。
トリートメントで髪を補修する
トリートメントには毛髪補修成分が含まれていますから、傷んだ髪を毛髪内部まで補修することができます。
指通り、パサつきが気になる場合はぜひ、シャンプーのあとはトリートメントを。
タオルで優しく水気を拭き取る
紫外線の影響を受けた髪はデリケートです。タオルで髪の水分を拭き取る時は摩擦に十分注意しましょう。
強く擦ると髪の毛のキューティクルにダメージを与えてしまうため、ぽんぽんとタオルで挟み込むようにするとよいでしょう。
ショートヘアの人は頭皮から水気を吸い取るイメージで、タオルを押し込むようにすると良いでしょう。
シャンプー選びのポイントは?
シャンプー選びのポイントは髪と頭皮のうるおいを保ち、毛髪補修して髪の質感をととのえてくれるものを。
髪と頭皮を清浄にしながらうるおいを保つにはアミノ酸系シャンプーがぴったり。
さらに毛髪補修には髪のほとんどを構成するケラチン、そのケラチンと結合して髪を補修するヘマチンが配合されたものが良いですね。
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洗い流さないトリートメントで傷んだ髪の毛先まで補修してなめらかに
シャンプー&トリートメントは毎日の基本的なヘアケア習慣、そこにもうワンステップ加える洗い流さないトリートメント。
ダメージを受けて傷んでしまった髪や、加齢による髪質変化で弱く細くなってしまう髪にはヘアオイルがおすすめです。
濡れた髪をタオルで優しく挟み込むように乾かしたらヘアオイルを適量髪に馴染ませ、ドライヤーでブローするだけ。
それだけで、髪の水分と油分を保ちながら、ツヤとまとまりを与えて髪を補修、質感を整えます。
シャンプー&トリートメントと同じように、毎日の生活ルーティンに簡単に取り込める洗い流さないトリートメント、ぜひ試してみてくださいね。
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老けて見える髪型と若く見える髪型、まとめ
老けてみる髪型にありがちなやってはいけない5つのポイントと、おすすめすな若く見える髪型について美容師さんにききまし。。
「年齢より老けて見えるかも?」そんなことにならないように、5つのポイントをチェック!
その上で、自分の髪質、髪の状態に合った若見えするヘアスタイルを選びましょう。
年齢を重ねることで必ず訪れる髪質変化。細く弱くなる髪は傷みに弱く、パサつきが目立ちはじめます。
見て見ぬふりをすれば老け見え髪の原因に……。
髪の状態に合わせたヘアケアを出来るだけ早いタイミングではじめて、健やかな髪をキープしましょう◎
※本記事内の成分および製品に関する意見は個人の見解であり、効果を100%保証するものではありません。