
トリートメントよりもさらに「保湿効果」や「ダメージ補修が高い」とされているヘアマスク。
週に1~2回のスペシャルケアとして最近使用する方が増えていますが、自分の髪にはどんなタイムングで使えばいいか悩むこともありますよね。
この記事ではヘアマスクの効果や、適切な使用タイミングと使用方法について解説していきます。
理解を深めた上でヘアマスクを使うことで、より効果を実感することができますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアマスクとは?その役割について

シャンプー後のヘアケアには以下のアイテムがあり、それぞれ役割が異なります。
保湿効果やダメージ補修効果が軽いものから順に並べてみましょう。
- リンス
- コンディショナー
- トリートメント
- ヘアマスク
リンスは髪の表面をなめらかにし、絡まりを防ぐ効果が期待できます。
コンディショナーは髪内部にまで浸透し、髪にうるおいを与えつつ髪内部から補修します。
リンスやコンディショナーはシャンプー後に毎日行うヘアケアのひとつとしても有名です。
一方、トリートメントとヘアマスクはより集中的なケアに適しているといわれています。
トリートメントは、ダメージヘアに特に効果があり、トリートメントに含まれている成分が髪の芯まで補修し、艶やかな髪に導きます。
保湿効果が高いため、しっとりとした仕上がりやサロンクオリティーの指どおりを求める方におすすめです。
そして、ヘアマスクはトリートメントよりもさらに濃厚で、より乾燥やパサつきが気になる髪に効果的です。
トリートメントの代わりに使用したり、リンスやコンディショナーを使用する前にヘアマスクを使うことで、傷んだ髪もツヤとまとまりのある質感へと導くことができます。
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ヘアマスクの効果について

ヘアマスクの成分はメーカーによって異なりますが、以下のような効果を得ることができます。
- ダメージを受けた髪を補修する
- パサつきやごわつきのある髪内部に浸透し、うるおいとツヤを与える
- トリートメントでは与えきれない栄養を髪内部に届ける
ヘアマスクは、シャンプー後のインバスケアのなかでも特に濃厚・濃密です。
そのためダメージ毛やパサつき、ごわつきがひどい髪に特に効果が高く、髪内部にまで保湿成分が行き届くことで、髪の毛を補修しながら、柔らかくなめらかな髪へと導きます。
髪のダメージが少ない方やストレートヘアの方の場合でも、同じ効果を得ることができますが、使い続けると保湿力が高すぎるがゆえに髪の毛が重いと感じる場合も。
ヘアマスクを使用する際は、自分の髪質に合わせて使用頻度を調整することをおすすめします◎
ヘアマスクと相性がいい髪質
ヘアマスクがおすすめの髪質は以下のとおりです。
- うねりのある髪
- 太い髪
- 乾燥しやすい髪
ヘアマスクはいつ使う?そのタイミングについて

では、実際にヘアマスクはいつ使うのがよいのでしょうか。おすすめのタイミングは以下のとおりです。
- ブリーチ後で髪の毛が傷んでる
- トリートメントをしてるけど、毛先がパサついて感じる
- アホ毛、枝毛が目立ってきた
「ダメージ予防」よりも「傷んでしまった髪を補修する」という目的で使うと良いでしょう。
ヘアマスクは週に1~2回程度使用するのがおすすめとされており、普段のシャンプー後のヘアケアではまとまりが悪くなってきたといった際に使用することで、より効果を実感することができます。
ヘアマスクは髪内部のダメージ補修を行うことができるため、いつものヘアケアだけだと足りない。といった際に使用するようにしてみてください。
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ヘアマスクのおすすめの使用方法
ヘアマスクの効果や使用するタイミングをおさえたうえで、ヘアマスクのおすすめの使用方法をご紹介します。
使用方法を意識することで、より高い保湿効果を得ることができるので参考にしてみてくださいね。
大まかな手順は以下のとおりです。
- 髪をブラシでとかす
- 予洗いする
- シャンプーをする
- 髪の水気を切る
- ヘアマスクを馴染ませる
- 数分間放置する
- お湯ですすぐ
- タオルドライする
1. 髪の毛をブラシでとかす

まず、シャンプー前に髪の毛をブラシでしっかりとかしておくことで髪の毛に付着しているホコリや汚れを落とすことができます。
また、ブラッシングをしておくことで髪の毛の絡まりが解け、濡れた髪が扱いやすくなります。
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2. 髪の毛をしっかり予洗いする

ブラッシング後は、髪の毛をしっかり予洗いすることでシャンプーが泡立ちやすくなります。
お湯で落とせる汚れは予洗いで落としておくことでシャンプーで洗う時間を短縮することができるため、シャンプー剤の過度な使用をおさえることができます。
予洗いの際は、ただお湯で髪の毛を濡らすだけではなく、手を使って頭皮からしっかり洗うようにしましょう。
3. シャンプーをしっかり泡立て、泡で優しく洗い上げる

お湯で予洗いした後、シャンプーを手でしっかりと泡立ててから髪の毛を洗います。
予洗いをしていることによって、ある程度の髪の毛の汚れは落とせているため、指の腹で頭皮をマッサージするようなイメージで優しく洗うことで、髪の毛と頭皮に負担をあまり与えずに洗い上げることができます。
このとき、指の腹に力を入れて洗うのではなく、シャンプーの泡で汚れを落とすイメージで優しく洗うことがポイントになります◎
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毛髪補修成分である「ヘマチン」と「ケラチン」が髪の毛を内と外から補修することで、しっとりまとまる髪へと導きます。
髪に良い成分を毎日与えることで、健康的なツヤのある髪へ。
4. シャンプーで汚れを落としたら、髪の毛の水気をしっかり切る
シャンプーで汚れを落とした後は、髪の毛の水気をしっかり切ることで、ヘアマスクを髪内部に浸透させやすくします。
髪表面に水分が多く残っているとヘアマスクがしっかり中まで行き届かない可能性もあるため、シャンプー後は髪の毛の水気をしっかり切るようにしましょう。
5. ヘアマスクを毛先中心に髪全体に馴染ませる

ヘアマスクを適量手に取り、毛先を中心に髪全体になじませます。
この時、コームなどの目の細かいブラシで髪の毛をとかすことによって、髪全体にまんべんなく塗り広げることができるため、目の細かいブラシがある場合は使用することをおすすめします◎
6. 3分ほど時間を置き、髪の毛をしっかりすすぐ
ヘアマスクを髪全体に塗り広げた後、3分ほど時間を置き、髪内部にまでしっかりと栄養分を行き届かせます。
時間を置いた後は、ヘアマスクのぬめりが取れるまで髪の毛をしっかりとすすぎます。
7. タオルドライをしっかり行う

ヘアマスクを洗い流した後、タオルドライをしっかりと行うことでドライヤーを当てる時間が短縮されるため、ドライヤーによる熱ダメージを抑えることができます。
タオルドライをする際は、髪の毛をタオルでガシガシと乾かすのでがなく、タオルで髪の毛を包み込むようにし、ポンポンと叩くイメージでタオルドライをすることがポイント◎
ガシガシと乾かすと、髪の毛が摩擦されることでせっかくヘアマスクで保湿ケアをしたのにダメージを与えてしまうことに。
タオルドライをする際は、ポンポンと叩くことを意識しながら髪の毛の水気をしっかり切るようにしましょう。
8. ドライヤーでしっかり乾かす

タオルドライ後は、髪の毛を根元からドライヤーでしっかり乾かします。
髪の毛は毛先に行くにつれて乾きやすいとされているため、毛先に長時間ドライヤーの熱を与えると毛先がパサついてしまう原因に。
髪の毛をドライヤーで乾かす際は、髪の毛の根元から乾かすことを意識してみてくださいね。
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