現役美容師さんに、綺麗なロングヘアに伸ばすためのコツ&カットしてもらうときに注意しておきたい点について解説してもらいました。
自分好みのヘアスタイルを叶える、そのためのポイントをご紹介します。
- ヘアメイクアーティスト
- Genki@geeeeenkii
- 渋谷CALAMARIの代表。
ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。
CONTENT
綺麗なロングヘアを目指す!髪を伸ばすならここに注意
ロングヘアは誰しもが一度は憧れる、女性らしさいっぱいのヘアスタイル。
でも、そのまま髪を伸ばすだけでは素敵なロングヘアにすることは難しいもの。
「おしゃれなロングヘアにイメチェンしたかったのに髪を伸ばしたら垢抜けなくなってしまった」という経験はきっとあるはず。
艶めく美髪ロングにするのは、ポイントがあります。
これから髪を伸ばして美しいロングヘアを目指す方へ。
美容師から、おしゃれなロングヘアに仕上げるためのヘアカットにおける注意点を2つ、ご紹介します。
- 髪を伸ばしている最中のパーマやヘアカラーは避ける
- 前髪や毛先カットは定期的に
気を付けておきたいポイントをチェックしましょう♪
プリュムヘアケアから!おうち酸熱トリートメントでロングヘアを美しく
酸熱トリートメントは、ロングヘアのメンテナンスに人気のトリートメント。
「酸」が配合されたトリートメントで、乾かした後の仕上げにヘアアイロンを通すことで補修成分が浸透する新しいトリートメント方法です。
おうちで酸熱トリートメントをしてみたいという方向けに、ヘアマスクタイプのものもあります。
ぜひチェックしてみてくださいね。
3,800円(税込)〜
ロングヘアにするために!髪を伸ばしている途中はパーマやブリーチを極力しない
髪を伸ばしている途中は、パーマやブリーチなどの施術は避けましょう。
これらの施術により、髪にダメージが残ります。髪の毛はケラチンタンパク質で出来ており、自己再生機能がないので、一度傷んでしまった髪は元に戻せません。
これから美しいロングヘアを目指すなら、髪へダメージを残す施術は極力避けましょう。
パーマなし!巻き髪アレンジでイメチェンする
髪を伸ばしている間にヘアスタイルで印象を変えたいときは、巻き髪やまとめ髪など自分で出来るヘアスタイリングを試してみて。
巻髪は最初は簡単ではありませんが、練習すればできるようになりますよ♪
髪を伸ばしている最中に、ヘアアレンジの研究しておけば、髪が伸びるのがより楽しみになりますよね。
短めの髪型から伸ばす場合は、ボブのヘアセット、ヘアアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
合わせて読みたい記事
初心者でも簡単!コテを使った髪の巻き方の基礎&ヘアスタイル実例
縮毛矯正なし!うねり髪も可愛く活かしてスタイリング
くせのある髪質なら、うねる髪のボリュームを活かして動きのあるおしゃれな髪型に。
サイドにボリュームを持たせたひし形シルエットの髪型は、パーマをかけなくてもメリハリが出るのでおすすめ。
メリハリのある髪型は黒髪でも抜け感のある軽い印象を与えられて、ひし形シルエットにすると小顔効果も期待できます。
美しいロングヘアを目指すなら、ダメージが強い施術はできるだけ避けて、スタイリングやヘアアレンジを。
合わせて読みたい記事
ヘアバームで流行りの「濡れ髪」を!くせ毛さんにぴったりなスタイリング剤もご紹介!
ロングヘアのカットオーダーは毛先を重視して◎
毛先のカットはロングヘアを綺麗に伸ばすための大切な要素です。
ロングヘアにのばすなら、そもそもカットは必要ないのでは?と思いますよね。
でも綺麗でおしゃれなロングヘアに仕上げるためには、定期的な毛先のカットが大切です。
人の髪の毛の伸びるスピードは生えている箇所によってバラバラ。
だから髪の毛先は伸びてくると先端が不揃いになることもあるんです。
規則性のない毛先は、お手入れが行き届いていない印象を与えたり、パサついて見えたりします。
ロングヘアを目指して髪を伸ばしているときに美しい髪であり続けるには、定期的な毛先カットが重要◎
3か月~半年に1回くらいの頻度で毛先をカットすればOKです。
個人差はありますが、髪の毛は平均で1か月で約1cm〜2cm伸び、半年全くカットしなければ、髪は6cm〜12cm伸ばせます。
ヘアオイルで艶を与えてスタイリング
ベースのカットがしっかりしていれば、ロングヘアは半年の1度のカットでもそれほどヘアスタイルは崩れません。
正しいベースカットを施して、綺麗に伸ばすため毛先を整えることで、おしゃれなロングヘアに仕上げられます。
傷んだ毛先も補修するヘアオイル
毛先が傷んでしまいがちなロングヘアさんには、ヘアオイルでのダメージ補修&艶出しがおすすめ◎
5,800円(税込)〜
こまめにメンテナンスカットをした方がいいことも
一般的には3か月~半年に1回くらいの頻度で毛先をカットすれば良いのですが、以下の場合は、もう少し頻度をあげた方が綺麗にまとまりやすくなります。
- レイヤーカットを多めに入れた動きのあるスタイルの場合
- コテやアイロンを頻繁に使用して髪の毛が傷んでいる場合
髪に段を入れるレイヤーカットは、髪の表面を短く、内側になるにつれて徐々に長くなるようにカットしています。
このようなレイヤーカットは伸ばす途中でヘアスタイルが崩れやすくなるため、もう少しこまめにカットするようにしましょう。
髪のダメージによっても毛先カットの頻度は変わります。
ヘアデザインだけでなく、髪質や髪の状態、ライフスタイルに合わせることも大切です。
どのくらいの頻度でカットするのが良いのか、担当の美容師さんと相談して決めるようにしましょうね。
髪の毛のダメージが蓄積するロングヘアこそ、毛先カットが重要ポイント
綺麗なロングヘアにするために欠かせない毛先のカット。
なぜ毛先のカットがそれほどロングヘアに影響を与えるのでしょうか。
それは、毛先が髪の毛の中で最も古い部分であり、髪の長さにもよりますが、ロングヘアの方であれば数年前の髪が毛先に残っているためです。
毛髪は皮膚とは異なり、自己再生ができない繊維でできています。
髪の毛は一度ダメージを負ってしまったら皮膚のように自然治癒はしません。
新しく伸びてくる髪よりも、最も古い毛先の方にダメージが蓄積するのは当然のこと。
美しいロングヘアを目指すなら、毛先にダメージを与えないように毎日のヘアケアで健やかな状態を維持しましょう。
毛先を整えると、髪がまとまりやすく後ろ姿もきれいに見える効果もありますよ。
自分で髪を切る「セルフカット」は失敗する可能性大
ロングヘアを目指して髪を伸ばしている間、前髪はセルフカットする方もいますよね。
毛先をカットして揃えるだけだから、サロンに行かなくても自分でカットできるのでは?と考えちゃうものです。
しかし、できれば毛先だけの場合でも美容室でカットしてもらうのがおすすめ。
その理由は以下の2つ。
- セルフカットだと髪が傷みやすくなる
- 美容室なら毛先がまとまりやすいようにカットできる
美容室、サロンでの毛先カットをおすすめする1つ目の理由は、髪へのダメージを防げること。
セルフカット用のハサミと、美容師さんが使うハサミでは切れ味に雲底の差があります。
切れ味の悪いセルフカット用のハサミでは、髪の毛の切断面が押し潰されてしまい、そこから切れ毛や枝毛が発生。
美しいロングヘアにするために毛先カットをするのに、切れ毛や枝毛になってしまうのはもったいないです。
美容室での毛先カットをおすすめする2つ目の理由、それは毛先がまとまりやすいようにカットしてもらえること。
ロングヘアをキープしている場合でも、ロングヘアを目指して髪を伸ばしてる途中の場合でも、綺麗なヘアスタイルは維持したいものです。
そのためには毛先がまとまるようにしつつ、デザイン性も考慮した毛先カットが重要。
セルフカットを失敗すると元どおりにするのは難しく、直すためにカットラインを直すために結局、美容室に行かなければならないことに。
カットで失敗した部分を修正するために、髪の毛が予想より短くなってしまうケースもあります。
ロングヘアにするために伸ばしていた大切な髪の毛ですから、それは避けたいですよね。
絶対に失敗したくないなら、毛先カットだけでも美容室に行くことをおすすめします。
綺麗なロングヘアにはカットだけでなくヘアケアも大切
本当に綺麗なロングヘアを目指すためには、カットだけでなく毎日のヘアケアも大切です。
すぐにできることからはじめてみませんか?
- おうちでできるサロンケアを取り入れる
- 正しいドライヤーのかけ方を知る
- 正しいシャンプー方法を実践する
合わせて読みたい記事
「ケラチントリートメントとは?くせ毛にも効果がある?毛髪診断士が解説」
「ダメージヘアにつながるオーバードライとは?ドライヤーで髪を乾かす時の注意点について」
「髪を健やかに保つ!くせ毛さん必見!シャンプー中のマッサージで頭皮ケアをはじめましょう」
ロングヘアに伸ばすときのカットのポイント&美髪維持のためのヘアケアまとめ
ロングヘアを目指すための大切なポイントは以下のとおり。
- 髪を伸ばしている最中は、ダメージの強いパーマやブリーなどの施術を避ける
- 前髪だけのカットでも出来るだけ美容室で
- 毛先カットが大切
ぜひ参考にしてみてくださいね。